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…もまた覗く

ゲーム備忘録(という名のSwitchで買えるお勧め海外インディゲーム)

2020年2月、コロナ禍が本格的に始まる直前に妹からSwitch本体をもらった。
会社の忘年会で当たったらしい。ゲーマーの妹は既に自前のSwitchを所持していたため、2台は必要ないとのことだった。売ったらそれなりのお小遣いになりそうなのに、太っ腹だ。

以来3年ほど、Switchでゲームをやる生活を続けている。妹と共通話題が増えたことはとても嬉しい。新しいゲームへの興味が広がったため、PCにもSteamを入れたのだが、PCでゲームをプレイするという習慣があまり続かず、結局Switch偏重のままだ。

先日購入した「INSCRYPTION」で72本購入またはDLした形になったので、一旦ここでこれまでにプレイしたゲームの寸評メモみたいなものを書いていこうと思う。別にキリの良い数字じゃないじゃん、と思われそうだが、Switchのタイトル一覧の1行が6本なので、ちょうど12行になるのだ(60本の時点だともっと収まりが良かったね)。

これがそのタイトル画面サムネ。「最近プレイした順」なので、↑が新しく、↓が古い。
購入順に並べたかったのだが、なぜかそのソート基準がない。

2020年以降Switchで購入したゲームタイトルのサムネイル画像

圧倒的海外インディゲームという感じだ。むしろ右下に『ポケットモンスター ソード』が入っていることに違和感さえある。
というわけで、以下の備忘録は半ば以上「Switchで買えるお勧め海外インディゲーム」という内容になると思う。海外インディゲームのファンには言わずと知れたタイトルばかりで目新しさはないと思うが、これからインディゲームタイトルをやろうかな、でもいっぱいありすぎて選択肢が絞れないな~という方は是非参考にしてほしい。
お勧め度は★5は万人に強くオススメ、★4は惹かれるものがあればマスト、★3は時間があるならオススメ、★2はあえてやるなら止めはしない、★1はあんまり勧められません……というくらいの気持ちです。あと私自身アルファベットマフィアの端っこの方にいる者なので、LGBTQIA+が登場するゲームにはクィア性チェックもついております。
備忘録ということで半ば私のゲーム日記を圧縮した感じなので、積みゲーにしているものもたくさん出てくるし、3D酔いとの戦い日記でもあるんですが……。

ソート順はかなり悩んだのですが、最近プレイしてない順(画像右下→左上)です。買った順ではないので、2番目くらいに買ったホロウナイトがだいぶ後の方に行ったりしてます。

 

ポケットモンスター ソード

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ジャンル:RPG(ていうかポケモン
価格:DL版6578円
お勧め度:★★

当時、仕事で急に関連企画書を書く必要が生じたため、ポケモン未プレイだとまずいな~という職業意識で購入した1本(後日企画書は書いたけど部署自体が無くなりました)。
私は完全に世代から外れているため、過去作は一切触っていない。なるほどこれがポケモン…という感じで、新鮮な気持ちでプレイしたのだが、ポケモンの戦闘ってカメラアングル移動はあるものの、基本的に自分のポケモンの尻を眺めるアングルなんだな~と思った。眺めている時間が長い分、ゲームの総合的な印象はピカチュウの黄色い尻がプリプリしていたな、というものに。
とにかくポケモンどうこうというよりはキャラクタークリエイト要素で自キャラをギャルにすることを頑張っていた(プリパラ欲を持て余していたので)。しかし親友キャラが全くそれに言及しないので、そのことにだいぶ理不尽な怒りを覚えていた。お前茶髪のおかっぱが町に出てしばらく会わない間に金髪クルクル化粧濃いめで白レザー上下着てたら、なにか変化について台詞があれよ。お前初期ポで炎ポ選んでおいて、オレの水ポに勝てると思っているのかよ。なんか何度も突っかかってくるので、毎回ボコボコにボコしてやりました。モブにいる片側刈り上げみたいな髪型もできるようにして欲しかったなぁ。
初期ポといえば、メッソンに慕われるのはいいのだが、人型っぽいインテレオンに重たい愛情を向けられるのがつらく、めちゃくちゃ強いけど預け屋に行ってもらったりした。オレはトレーナーであってお前の恋人ではないんだよ。
あと全体的にUIがあんまり良くなくてびっくりした。天下のポケモン様がこれ……?
戦闘中にいちいち出る天候とかポケモンの機嫌とかの表示が飛ばせなかったり、預け屋のソートが無かったり、なんなの? やりこみ要素以前にその辺なんとかすべきでは。
ストーリーについては……なんというか……なんや……この……子どもだましの話は! と思ったけど、子供向けだからいいのか……? 良くは無い気がする。

ポケモンというコンテンツがもともと好きならお勧め。そうでないなら他のゲームをした方がいいと思う。

 

ABZU

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ジャンル:3D探索アドベンチャー
価格:2468円
お勧め度:★★★★

深海探索ダイビングアドベンチャー。一応海の遺跡の謎を解く物語が主軸ではあるのだが、とにかく世界観が美しく、魚と戯れるのが楽しい。夏にお勧めのゲームだ。
アクション要素も皆無ではないが、まず失敗しない程度のことしか要求されない。
3Dでめちゃくちゃ酔う私がなぜか全然酔わずにプレイできた。

塊魂アンコール

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ジャンル:アクション
価格:3520円
お勧め度:評定不能

昔気になっていたけどプレイできなかったタイトルのリマスター版ということで購入したが、30分ほどでトイレに駆け込んで吐いてしまった。
自分が地獄の3D酔い持ちだということに気付かせてくれた作品。
冒頭のソート画像を見ればわかるように、一応体験版も落としてプレイしていたが、最初の10分くらいは平気なのでわからなかった……。解像度を落とす、カメラを固定するなどである程度軽減されるらしいが、とにかく吐きたくないので再プレイできていない。

 

深世海

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ジャンル:アクション
価格:1990円
お勧め度:★★★

カプコンの海洋2D横スクロールアクション。難度ノーマルならアクション初心者にも優しい設計のため、気負うことなく海中探索を楽しめる。水の音にかなりこだわって作られたとのことだが、それがよくわかる素晴らしいゴボゴボ音。できれば良いヘッドフォンでプレイするとさらに没入感が上がるだろう。酸素が無くなりそうな時の焦燥感や、陸地に上がった時の安心感から、自分は陸上生物なんだな……と実感する。言語によるストーリー説明を行わないなどの演出も大変良かった。

 

UNDERTALE

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ジャンル:RPG(戦闘は弾幕シューティング)
価格:1620円
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

世界中で大ヒットした本タイトルを今更勧めたりするのも気恥ずかしいものがあるが、未プレイであれば絶対にやった方が良い! と断言できる一作。
……ではあるのだけど、私は購入してから最初のウィンターフェルの町あたりまででなんとなくダルくなってプレイを一旦やめていたのも正直に言っておく。ノリが気分に合わなかったんだと思う。その後ある海外インディゲーム紹介Youtuber(ソーシキ博士氏・現在はYoutubeアカウント削除済み)の動画見たさに再開し、アンダインが登場したあたりから前のめりになった。弾幕シューが苦手な友人は戦闘で躓いたようだが、回復アイテムをいっぱい用意しておけば全然平気なので、そこまで気負うことは無くプレイできると思う。
このゲームには3つエンディングがある。N(ノーマル)ルート、Nルートをクリアすることで行けるP(パシフィスト)ルート、G(ジェノサイド)ルート。それぞれ重層構造になっており、一応Pルートが真EDとされてはいるものの、物語上の謎解きという意味では全てのルートをクリアする必要がある。
……いや、私はGルートやってません! やらないとこのゲームを遊びつくしたことにはならないのもわかるけど、無理なものは無理! かわいそうでしょうが!
いわゆる美男美女のいない世界観で、クィアな展開が自然に出てくるこのゲームが世界中で愛されていることには涙が出るほど嬉しい。インディゲームのみならず、ゲームを始めとするオタク・カルチャー界の希望の星だ。

 

Return of the Obra Dinn

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ジャンル:謎解きアドベンチャー
価格:2250円
お勧め度:★★★★★★★★★★

人を選ぶかもしれないけど、これまでプレイした72本の中から1本選んで勧めろと言われたらこれを選ぶ。こんなに面白く、かつまったく新しい体験を与えてくれるゲームに出会えたという喜びを嚙み締めた作品は、多分PS1のタイトル『KOWLOON'S GATE クーロンズ・ゲート-九龍風水傳-』以来だ。カメラワークもちょっと似てるかも。
舞台は19世紀初頭。東方へと航海に向かったものの、5年後イギリスのファルマス港へ無人で戻ってきた船「オブラ・ディン号」に何が起こったのかを、特殊能力を持つ保険調査員が調べるというストーリー。とにかく3Dの表現が美しく、かつ謎解きが本当に面白い。
作中では判明した船員の名前や死因等を手帳に書いて埋めていくのだが、いくつかの場面ではプレイヤーである私自身もリアルにメモを取って記録・推理する必要もあった。
とにかく記憶を失くしてもう一度プレイしたい。今からやる人がうらやましくて仕方ない。

BAD NORTH

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ジャンル:リアルタイム戦略SLG
価格:1690円
お勧め度:★★

箱庭っぽいマップでバイキングと戦うリアルタイムストラテジー系シミュレーション。
リアルタイムシミュレーションでもあるんだけど、その場対応には限界があるので詰将棋的に自軍編成をきっちり作らないと終盤はキツい(当たり前っちゃ当たり前だが)。育てた部隊が全滅して、なんとなく愛着が湧き始めたランダムデザインのキャラがパラパラ死んでしまう。あとなんか血だまりの表現とかが小さいデフォルメドットとはいえ妙にリアルで怖い。
面白いし嵌ればポチポチやってしまうのだけど、終盤キツくてクリアしてないです。

I Am Dead

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ジャンル:アドベンチャー、パズル、謎解き
価格:2100円
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

死後の世界で、自分が生きてきた島シェルマ―ストンに噴火の危機が迫っていることを知った博物館長モリスが、愛犬と共に島の守護者となりえる死者を探して島を巡る物語。
死者たちの遺品や周囲の人々の話などから死者の情報を集めると、散り散りになっていた死者の意識が戻り話ができる……というシステムの説明だけ聞くとちょっとまがまがしさを感じるかもしれないが、実際は大変この上なく温かい世界観でストーリーが展開される。死後も世界に残り続ける、こまごまとした物体、物質のひとつひとつに、亡き人の記憶と残された人たちの思いが宿っているのがわかる。皆に慕われて死んでも、独りで死んでも、それは同じ。誰かが世界に関わり、生きてきた証はどこかに残っていく。死をこんなに優しく、未来への希望あるもの(!)として描いた作品はそう無いと思う。

「魚人」や「鳥人」などがいる、ちょっとファンタジーな世界観も含めて素晴らしく、次第に見えてくるシェルマ―ストンという島の歴史や文化もいとおしくなる。

ただ、死者のうち一人の一人称がノンバイナリーの「they」だったのが、そのまんま複数形で訳されているなど、テキスト数が膨大なだけに翻訳ポカも散見されるのが残念。
意味が通らない日本語にぶち当たったら原文をチェックすると吉(そんなに難しい英語じゃないです)。

それ以外のことは本当にオススメです。

 

Creaks

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ジャンル:パズルアドベンチャー
価格:2200円
お勧め度:★★★

絵本のようなビジュアルが最高~に素晴らしいパズルアドベンチャー
ステージごとに主人公をゴールまで連れて行くためのピタゴラスイッチの仕込みをする感じのパズルですね。後半は結構難しいです。
「犬っぽい生き物に追いかけられて死ぬ」があるので、犬が苦手だと辛いかも。犬自体は死にません(椅子になったりはする)。

 

Katana ZERO

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ジャンル:2Dアクション
価格:1580円
お勧め度:★★★★★

・敵も自分も一撃死
・アクションをステージごとに一筆書きのように構築して進める
・失敗したら即やり直しだがその速度とテンポがめちゃくちゃ良いので「死に覚え」が苦にならない
といういわゆる「ホットライン・マイアミ」の影響下にあるゲーム。個人的にはHMより楽しくプレイできた。HMの方がプレイの自由度は高いと思うが、こっちはより一筆書き感に特化している感がある。
HMと最も違うのは、いわゆるスーパースピードの能力が使えて、敵や自分の動きをゆっくりにするというお助けシステムがあること。ジョン・ウー的な演出を任意に出せるというか。
薬物依存のサムライ(のコスプレをしている男)が主人公で、軍での過去、マフィアとの絡みなどストーリーもなかなか中二病的な面白さがあるのだが、クリアしても話がすごい途中でぶっちぎれるのでそこは覚悟して欲しい。でも面白いから是非プレイして、続編DLC待機仲間になってくれると助かる。
DLCの情報は、2022年9月に「チラ見せ」があったきりまだ動きがない。はよ頼むわ……。音楽も良いです。オススメ。

 

resolutiion

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ジャンル:2Dアクション
価格:1680円
お勧め度:★★

「Hyper Light Drifter」のモロな影響下にあるドットアート2Dアクション。
ドットアートが非常に美しく、アクションはさほど難しくはない。
巨大な猫や特に意味もなくついてくる猫など、ポストアポカリプス退廃SF+猫ちゃんが好きな人にはオススメ。
良くも悪くも、すごくインディゲームだな~! という説明しにくいプレイ感がある。
Hyper Light Drifterをやる前にこっちを触ってしまったので、Hyper Light Drifterの画面を見て「元ネタだ!」という驚きがあった。いやこっちも面白いし、印象深い雰囲気のステージとかいっぱいあるので全然オススメもできるんですが……なんというか……内輪ノリを感じる……? みたいな……?

 

NIGHT IN THE WOODS

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ジャンル:アドベンチャー
価格:1980円
お勧め度:☆☆☆☆☆
クィア性:◎

勧めたいが勧めにくい、という気持ちで☆を透明にさせていただいた。
大学を中退して故郷の田舎町ポッサム・スプリングに戻ってきた猫の少女メイを主人公、町中を歩き回って人々と交流したり、友達とバンド活動をしたりしつつ、やがて巻き込まれることになる失踪事件を追っていく物語。
ゲームとしては間違いなく傑作で、スティーブン・キング的なアメリカン田舎ホラーの物語としても、苦しみ多き青春の物語としても素晴らしく、「田舎から出て帰らない」「田舎に一番の親友がいる」という私としては、メイと高校時代の親友ビーのやりとりの全てに心を抉られすぎた。
全方位あまりに(現実的で)シビアなポッサム・スプリングの閉塞感の中で(ディフォルメ動物キャラでなくては受け止められなかったと思う)、主人公メイのバンド仲間でもあるグレッグとアンガスというゲイカップル二人の愛だけが灯火のように輝いて見える。特にアンガスは本当に素晴らしいキャラクターだ。誰より穏やかで優しい彼がここぞという時に表明する怒りが、この作品に強い熱を与えている。


……とはいえ、なぜこのゲームを勧めにくいかというと、傑作だ! というプレイ後の興奮と共に制作者の名を検索すると、そのうちの一人が亡くなっており、またその死は非常にどうしようもなくやりきれない顛末を持っているという現実を知ることになるからだ。ただなんとなくゲームをプレイしただけの人間が背負うには耐えがたく重い苦しみと、例えその情報を読んだ一瞬であろうとも、向き合うことになる。
このゲームは確かに、インディゲームの、ことに文学性において一里塚のひとつではあるし、特にクィア性を持って生きる人にはプレイして欲しい作品ではあるのだけど、そのためにこの事実……事件と言っていいだろう……を共有し、背負うことになるかもしれないと思うと、気軽には勧められない。

制作者の件については以下のブログに詳しいが、モラル・ハラスメントや精神的虐待、自殺などの直接的な話になるため、興味本位で読むことは勧められない。間違いなく心が傷つくので。読むならば精神的余裕と覚悟のある時にお読みください。

共同制作者という名の悪夢:『Night in the Woods』の制作とアレック・ホロウカの死【翻訳】 - 名馬であれば馬のうち

ゲームは真に傑作で、音楽も素晴らしいということは再度強調しておく。上記のことを全てのみこんだ上でやれそうだ、という人にはぜひプレイして欲しい。

 

ART SQOOL

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ジャンル:お絵描きアドベンチャー
価格:1199円
お勧め度:★★

かんわいい世界観のお絵描きゲー。箱庭のような世界を歩き回って絵具や筆を集め、AI先生に出されたお題の絵を描いて採点してもらう。
和訳されていない上にお題の文字がめちゃくちゃ小さくて可読性が低かったり、AI採点の基準が全然わからなかったりするけど、とにかく作者であるアーティスト、ジュリアン・グラインダー氏のポップでカワイイCG世界をちょこちょこ歩き回れるだけでも楽しい。セールで199円とかになったりしているので、買ってSwitchに入れておけば、いつでもあの世界に行けるぞ、という安心感がある。

 

Baba Is You

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ジャンル:言語パズル
価格:1500円
お勧め度:★★★★★

傑作言語パズル。
「BABA(タイトルの下にいる白い生き物)」「IS」「 YOU(プレイヤーが動かす主人公)」をステージに設置されている言葉やモノに書き換えて、BABAを岩や壁にしたり、全く違うものをYOUにしたりしながら「YOU」をゴールまで連れて行く。
認識の角度を常に死角へ死角へと回していくような発想の転換の連続で、毎回アハ体験を得られる。脳が震える楽しさ。

 

Scott Pilgrim vs. The World™: The Game – Complete Edition (英語版)

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ジャンル:2Dアクション
価格:1980円
お勧め度:★★★★
クィア性:〇

大変よくできた現代版くにおくん
原作コミック『スコット・ピルグリム』シリーズが好きなので購入したが、想像以上によくできていてびっくりした。ブライアン・リー・オマリーの絵が動いてる~!
日本語翻訳はされていないが、プレイには特に問題ないと思う。
ラモーナの「元カレ」の一人が女性なので一応クィア性〇にしておいたが、別にそこは主題でも何でもないのであまり期待しないように。

 

Sundered:エルドリッチエディション

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ジャンル:2Dアクション
価格:2050
お勧め度:評定不能

序盤でやめてそのまま積んでいるので評定不能で申し訳ない……。
動きがモタモタしていて苦手だったのと、攻略見ても「通れる」ということになっている場所が通れなくて詰んでしまいました。私が何か見落としているのか、バグなのか……?

 

Genesis Noir

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ジャンル:アドベンチャー
価格:1520
お勧め度:★

見た目はめちゃくちゃ良いのだけど、最後の方バグが多すぎて何をしても強制終了が起きてしまい、あきらめてぶん投げた。確か修正パッチが来てた記憶があるけど、再開する気もないので直っているかどうかは不明です。
途中の「これがZEN(禅)…」みたいな話の日本文化解像度が低すぎて、さすがに差別的ファッションオリエンタリズムが酷すぎるだろ! とブチキレたりしたのであまりお勧めできません。ルックはほんとに良いですが。
このあたりから海外のゲームに出てくる日本とは……文化盗用とは……みたいなことを考えるようになった。

 

シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI

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ジャンル:文明発展ストラテジー
価格:3300円
お勧め度:★★★

世界地図まんまの位置設定でプレイするのに嵌っていました。日本とかメキシコとか北欧のあたりでやるとつらいやつ。めちゃくちゃ面白~~~~~いけど、異常に時間を吸い取って行くので一大決心の後にやめました。やめた後吸血鬼軍団とか作れるアプデが来たので、ものすごい誘惑があります。
それぞれのプレイに思い出ができるのも好きなところかな。インドで科学勝利した時は、ずっと友好的に外交を続けていたお隣のギルガメッシュが最後の方で急に裏切ったので、巨大ロボを量産してウルクを灰にしてやりましたわ、ガハハ(嫌なチャンドラグプタ)。

ただなんというかまあ、西洋中心主義的な物の見方で作られたゲームなので、それぞれの国のいわゆるお国あるあるネタスティグマ感や、そもそも無限POPする「蛮族」って、もう平気な顔で出していい概念じゃないよなあ……という感じ、現代においてはなかなか厳しい気持ちになります。次回作が出たらその辺はアップデートされるのかなぁ。ていうか世界地図まんま設定で、イギリスの土地マスが日本の倍もあるのはおかしいだろ!

時間を無限に吸われる覚悟がある歴史好きにはオススメ。

 

ジャストダンス2020

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ジャンル:音楽ゲーム
価格:6380円
お勧め度:★★★

2020はもう売ってないのか……(公式で検索しても出てこなかった)。
せっかくSwitchを持っているのなら、体を動かすゲームもやってみよう! ということで購入したゲーム。ちょうどコロナ禍の外出規制もあり、楽しく運動できた。
運動っていうか、好きな曲で踊ってるだけなんだけど。しかしアパート住まいなので飛び跳ねない楽曲しか選べなかったため、飛び跳ねなくていいフィットボクシングを買って以降はそっちにプレイ時間を奪われてやらなくなってしまった。たまに起動してKILL THIS LOVEを踊ったりはする。
飛び跳ねても良い家の人には大変オススメ。
2023にあるのはわからないけど、世界中のユーザーと同じ曲を同じ時に踊るダンスフロアシステムが楽しくて良かった。

 

What Remains of Edith Finch 『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』

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ジャンル:3Dアドベンチャー
価格:2200円
お勧め度:評定不能

ソーシキ博士氏の配信を見てすごく良かったので自分でもプレイしようと思って購入したのですが……3D酔いを起こしてしまい…………。内容はすごく良いです…それはわかっています……。

 

Neo Cab

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ジャンル:テキストアドベンチャー
価格:2050
お勧め度:評定不能

これも博士の配信で見てすごく良かったので自分でもプレイしようと思って購入したのですが、字が小さすぎて……目が…………(悲しき中年)。
多分これローカライズの問題もあって、英語だとそうでもないんじゃないかな。2バイト文字である日本語を小さいフキダシに詰め詰め表示してる弊害で字が異常に小さくなったとかもあるんじゃないかとは思うんですよね。
思うけど目が……もう無理できないので……。

 

PLANET ALPHA

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ジャンル:アクションアドベンチャー
価格:999
お勧め度:評定不能

パズル系のアドベンチャーですね。ルックはいいんですけど、単調すぎるかも。進行不能バグみたいなのに引っかかってしまったので評定不能です……。

 

モンスターハンターライズ(体験版)

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ジャンル:3Dアクション
価格:3990円(体験版)
お勧め度:評定不能

3D酔いを克服するには有名タイトルが良いのでは……!? と急に思って体験版を落としたやつ。
でもなんか思ったのと45度くらい違う向きにばかり向いてしまうので、自信を失くしてそれ以上進めませんでした。PS5を手に入れたのでフロムゲーに手を出したいんだけど、思った方向に進めるんだろうか(3D赤ちゃん)。いや妹のエルデンリング触った時は結構イケたんですけど……。

 

鼠ちゃんの百科事典

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ジャンル:学習・教育
価格:1499
お勧め度:★★

絵本の中のような世界で鼠ちゃんを動かして、草むらや土の中、樹上の生き物や植物などのことを調べる図鑑的なゲーム。インタラクティブ事典? 別にパズルとかアドベンチャーみたいな要素はありませんが、ルックと雰囲気は本当に良いです。
タイトルの改行位置が変だな…と思って買ったのですが、中身も翻訳こそされてはいるものの、とてもではないが常用されていない漢字がバンバン出てくるので、別途国語辞典を手元に用意する必要があります。
誤訳とかではなく、とにかく漢字がすごい。大人で、かつ一応職業編集者だった私がそう思うのだから子供には勧められない。読めないって。

Narita Boy

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ジャンル:2Dアクション
価格:2570
お勧め度:★★★★

youtu.be

とりあえずこのナリタボーイのテーマに全部詰まっているのでお聞きください。
いかにもトンチキ解釈の日本文化が山盛り出てきそうな雰囲気がスゴイが、作者さんは子供の頃日本在住だったとのことで、意外なくらいしっかりした日本……いや成田(?)が出てくる。「Genesis Noir」より正しいぞ! ナリタボーイ!
剣を手にすると「テクノソーッ(ド)」とエコーがかかってボーイがひとしきり踊ったりするのもカワイイ。アクションとしても適度な難度で面白かったです。実際かなりオススメ。

 

Cave Story

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ジャンル:2Dアクション
価格:4070
お勧め度:★★

国産インディゲームの歴史を変え、世界に影響を与えた作品ということで、やっておいたほうが良いかな~と思ってやった一本。確かにゲームとしてはとても面白いんだけど、あのさー、女の子の下着を隠しアイテムにするのやめてくれよ! ストーリー的な必然性も皆無じゃん!
終盤に出てくるこのアイテムのせいでだいぶ気が削がれて、ラスボスまで行ったけど倒さず手を止めてしまいました。下着アイテム文化マジで滅んで欲しい。本当に気持ち悪い。長年疑問なんですけど、他人の使用済み下着を魅力的と感じるの、かなり特殊な関係性じゃないと無理じゃないですか? 誰の物だろうが基本的に触りたくないでしょ。
LIVE A LIVEのリブート版も、ゲーム自体は好きだったけど、近未来編の「妙子のパンツ」は往年のファンのために残してあるんだろうな~と思うと嫌すぎて買うのやめてしまった(近未来編が一番好きな往年のファンなのにな……)。

 

返校

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ジャンル:謎解きホラーアドベンチャー
価格:1296
お勧め度:★★★

台湾の制作会社のゲームで、映画化もされたタイトル。
私、ホラー苦手なんですよね。でもこれは驚かし系ではなかったので、結構普通にプレイできました。自分はどうも、音楽とかで急にびっくりさせられるのがダメっぽい。あと不潔感が強いやつ……。
1960年代の台湾、反共の高まりから行われていた白色テロが吹き荒れる時代のある高校を舞台としたホラーということで、なんとなく予想される通り、化け物より人間が怖いよ~という話です。台湾の民俗的習慣など色々出てきてその辺も興味深く面白かった。
とはいえ、女子学生に手を出す先生が、特にその観点では断罪されていなかったのはおおいに疑問です。クソ野郎じゃん。

 

Spiritfarer®

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ジャンル:アドベンチャー
価格:2980
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

大変なオススメゲーであるのだけど、上述したI am deadとは違うテイストで「死」を巡る物語なので、環境や精神的状況によっては「引っ張られ」すぎてしまう可能性が高いので、プレイするなら時期を選んで欲しい。実際お盆の時期に集中してプレイした私はだいぶ参ってしまった。とはいえストーリーテリングの良さと、キャラクターのいとおしさ、そしていわゆるファーム系ゲームとしての出来が大変に良いです。冥界どうぶつの森というか。

プレイヤーは死者を送る客船の主「ステラ」となり、船を操ってこの世界のさまざまな場所で出会う死者たちを船に乗せ、彼らをもてなし、願いを聞き届け、彼らがもう満足した、と言ったら世界の中央にある赤い海に連れて行き「成仏」させる。
死者たちのために船を改造し、食べたいと言うものを食べさせるために様々な食材を集め、畑を作り、レシピを編み出す工程は本当に楽しい。死者たちの願いは大概ささやかだが、それぞれの人生に刺さってしまった棘を抜くようなものだ。
舞台は多分、生と「本当の死(存在の完全消滅)」のはざまにある世界なんですね。キャラクターは動物の姿をしているけど元は人間で、それぞれの特性によって異なる動物の姿になっているという設定。
ではステラだけなぜ人間のままこの世界にいるのか、とか主人公自身の物語も色々あるのですが、とにかく出会う死者ごとのエピソードが重く、思い出すだけで若干つらいキャラもいます。いやみんな好きになるんだけど…好きになるからこそつらいというか……。レズビアンの蛇おばあちゃんとかほんと好きで船からいなくなって欲しくなかったけど、本人がもう成仏したいって言うのに引き止めるのもつらいんだよね……。あとギャングの兄弟も悪辣な言動の内部で揺れ動く表現が良かった(つらかった)。

本当に素晴らしいゲームではあるので、心に余裕のある時に是非。
’ただ個人的には死の受容の形としてはI am deadの方が優しくて落ち着くかな…とは思います。
あと『指輪物語』の最後とかもそうなんですけど、キリスト教圏の人がキリスト教に拠らず宗教的な世界観を描くとき、「死」への行きつき方が「船に乗ってどこかへ行く」になりがちなのはなぜなんでしょうか。この辺の研究書とかないのかな。

 

If Found…

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ジャンル:テキストアドベンチャー
価格:2100
お勧め度:評定不能
クィア性:◎

クィアも何も、主人公がトランス女性です。
そしてすみません、序盤も序盤で親とそのことで喧嘩してしまうシーンがあまりにつらくて、そこでプレイを止めてしまいました。親揉めトラウマのあるLGBTQIA+にはオススメできません……。
アートとかめちゃくちゃオシャレで続きはきっと希望があるはずだからやろうと思いつつも、親揉め見たくなさ過ぎて無理でした。
もっと最近のタイトルだと、こういうトラウマ喚起表現にも警告入れてくれるので、このジャンルも進化しているんだな~と思います。

Carto

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ジャンル:パズルアドベンチャー
価格:2050
お勧め度:★★★

「地図」を操る少女「カート」となって、おばあちゃんを探したり、行き会う住人の悩み事を解決したりするパズルアドベンチャー。これも台湾の制作会社です。
マップを動かすことで行けない場所に行ったり、条件を整えたりする感じですね。
難度は優しめで、絵本のような可愛い世界をウロウロするのが楽しいゲームでした。ネイティブアメリカンっぽいけどそうでもない、中立性が高い民俗表現が独特ですね。

 

Minute Of Islands(ミニッツ・オブ・アイランド)

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ジャンル:アドベンチャー
価格:2050
お勧め度:★★

思いっきり「アドベンチャータイム」なデザインが気になって購入したタイトル。実際内容もダーク路線に振り切ったアドベンチャータイムという感じで、デザインも演出も良いけど、話が……話がつらすぎる……オススメできないつらさ……。

もしかして私はバッドENDルートをやっちゃっただけなのかなあと思ったんですけど、どうもルート分岐は無いっぽいのでそういう話なんですね……。
滅びゆく世界を一人で救うことはできない、それはそう……としか言いようがないです。一人に責任を負わせてはいけないし、みんなが滅ぶ前に努力していないとダメなんだよね。それはそうすぎる……。

 

ラジィ 古の伝説

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ジャンル:3Dアクションアドベンチャー
価格:2200
お勧め度:評定不能

すみません、評価するには序盤すぎるのでは……というところでプレイを止めて積んでいるので評定不能です。
インドの制作会社が作ったヒンドゥー神話ゲームということで、かなり丁寧なヒンドゥーの神々描写とインド習俗描写が見られ、それだけでもかなり価値があると思います。なので、なんでヒンドゥーの神々が英語喋ってるんじゃというツッコミは野暮かもしれないけど、逆にインド国内のいくつかある言語のどれかで喋るよりは中立性があると言えるのかなあ。でもあんまり英語は喋って欲しくないですよね。旧宗主国の言葉だし……。
見下ろし型の3Dアクションで、武器を選べて…ってちょうど同時期に同じようなシステムでかつ操作感最高なHADESをやっていたせいもあり、こっちの癖の強い操作感にあまり慣れられずに止めてしまったので、なんか申し訳ない。

DELTARUNE Chapter 1&2

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ジャンル:RPG
価格:無料
お勧め度:★★★★
クィア性:◎

「UNDERTALE」の制作者トビー・フォックス氏が、コロナ禍で外出制限を受ける人々を励ますために、新作の一部を無料配信したもの。「UNDERTALE」の続編というか、パラレルっぽいシリーズという感じですかね。「UNDERTALE」をやっていなくても面白いと思いますが、プレイ済みの方がより楽しいはず。1&2だけでも十分面白いのでオススメですが、かなり強めの気になる引きで終わるので、この先あと何年待つんだ……という待機がしんどい人は後回しでもいいと思います。これもGルート的なやつがあるけど、やってない……。私の精神力はその辺が限界です。

 

Boyfriend Dungeon

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ジャンル:恋愛ADV&2Dアクション
価格:1999円
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎◎◎◎◎

最高の恋愛アドベンチャーゲームでは?
まず主人公の性別が男性・女性・ノンバイナリーから選べます。加えて「母からのメール」の有無も選べます。攻略対象も男性、女性、ノンバイナリー、猫など多様。ストーカー表現などのトラウマワーニングもあり。
そして個人的に一番重要なこととしては「別に恋愛にしない」という選択や展開も選べた上で、望めば複数人とも問題なく付き合えるというアセクシャル⇔ポリアモリーまで幅の広いプレイが可能という仕様です。
複数人付き合えることに関しては、Steamの日本トップレビューで「倫理観が狂ってる」とか書かれていて読んだ瞬間顔がひきつったのですが、ポリアモリーという恋愛形態の知名度の無さゆえなのか……。
私自身はアセクシャルですけど、二次創作を自分で書くと若干時間差ポリアモリーな感じになるタイプでして(お付き合いのタイムラインが複数あって、時々ラインが被ってる)、なんでなのか自分でも説明できないけど、複数人交際の話が昔から書くのも読むのも好きなんですよね。「Boyfriend Dungeon」はシステム的に攻略対象同士の絡みというかステータス参照を放棄しているっぽいので、結果的にポリアモリーなだけにも見えるんですが(別にポリアモリー肯定世界でなさそうなのはヴァレリアのバックストーリーで少し感じられる)、とにかく結果オーライで最高です。
まあとはいえ、私はアイザックがあまりにも好みだったので、アイザック以外とは付き合うけど寝ないプレイ方針で進めましたが……(ギリギリで拒否る選択肢も選べるんだよ! すごいね)。ていうかメンタルヘルスに問題を抱えるK-POPアイドル(セブン)とか炎上が怖くて寝れないべよ……。
一応説明すると、武器に変身できる人間とそうでない人間がいる世界で、主人公は攻略対象の武器人間達と一緒に街にできたダンジョンを攻略兼デートをして仲良くなるという話です。文字で書くと意味がわからなすぎるな~。武器人間は出会った初回にセーラームーンみたいな変身シーンが入るのでそれも楽しみになる。
2Dアクションも難しすぎず簡単すぎずで楽しかったです。追加キャラ分まだプレイできていないので、後でやろうっと。

 

Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ

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ジャンル:音楽アクション
価格:1400
お勧め度:★★★★★

ジャンルの説明がちょっと難しいけど、音楽レースアクションゲームみたいな感じ……? とにかく音楽が素晴らしく、失敗してもすぐやり直せて、スピードと没入感が途切れないシステムが唯一無二の良さです。説明しにくいので経験して欲しい。
ストーリー的には失恋した女の子が自分の内面を見つめ、悲しみを克服するさまを冒険の演出に置き換えた感じなのかな。まあでもあんまりそれは関係ないです。
森の狼面が曲も演出も好き。これはほんと万人にオススメです。

 

Cuphead

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ジャンル:2Dアクション/シューティング
価格:1980
お勧め度:★★★★

ぬるぬる動くレトロカートゥーン調横スクロールアクション&シューティング。
動きがとにかく気持ちよくて素晴らしい……けど難しい! 私は途中で止まっています。難易度下げてバーっとやった方がいいのかな、と思うけど下げたところで私の腕ではいかんともしがたいのではないかと不安が……。
2Dアクションの最前線を体感したいならまず外せないタイトルと言えるでしょう。
アクションに自信が無くても、ちょっと触ってみる価値は確実にあります。

 

アウター・ワールド (The Outer Worlds)

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ジャンル:FPS
価格:7480
お勧め度:評定不能
クィア性:◎(らしい)

えー……あの、ゲームの世界でもまだ珍しい、アセクシャルのキャラクターがいるらしいと聞いて頑張ったのですが……またも3D酔いでトイレに駆け込んだため、何もわからん初期地点から進めず…………評定不能です……。
キャラクリすごい頑張ったのに、FPSなので全然見えないことには疑問を覚えた。
何のためのキャラクリだったんだろう。もしかしたらストーリーが進行したら意味があったのかもしれないが、おれにはわからない……(3D赤ちゃんの感想)。

 

WINGSPAN (ウイングスパン)

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ジャンル:鳥カードゲーム
価格:2050
お勧め度:★★★

実在するドイツのカードゲームをゲーム化したもの。
鳥を適切な保護区に誘致し、繁殖を助ける上手さと速さと良さを競うゲームなので、勝敗がどうのというよりやればやるほど鳥に詳しくなり、鳥を守る気持ちが強まる環境保護活動促進ゲーと言える。実際のカードゲームとの最大の違いは鳴き声が収録されていることなのかな。可愛いです。

 

ikenfell

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ジャンル:RPG
価格:1980
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎◎◎◎◎

主人公は魔法使いが存在するファンタジー世界で、魔法を使えない「マホウレス」として生まれた少女、マリット。優秀な魔法使いである姉が魔法学院アイケンフェルで失踪したことから、姉を捜しに学院へと向かったマリットだったが、道中で突然自らの魔法の力に覚醒する。
魔法学院で知り合った仲間達と共に、姉の失踪事件と学院に渦巻く闇に立ち向かうこととなる……といういわゆる魔法学校ものRPG
キャラクターのクィア性がとことんまで高く、プレイアブルキャラクター6人中ノンバイナリーが2人、レズビアン3人、親友ポジションはアセクシャル。敵(?)として超かわいいゲイカップルも出てきます。
トランスジェンダーだ、と名乗るキャラは居ないのですが、トランスジェンダーじゃないかなあ……というキャラもいますし(アイマと、学院の先生でもう1人そうかな? と思うキャラがいます)、そもそもマリットのマホウレス→魔法使いへ変わる感じがなんとなくトランス的でもあります。ただ、出なくてもトランスが疎外されているという印象は無く、この作品内くらいクィアであることの取り扱いが丁寧かつ一般的だと、トランスだと名乗る必要性が無いんだろうな~という感じ。
フィクションで異性愛規範がさも当然のようにズルズルと押し付けられ続ける状況には飽き飽きしているクィアなみんなには、小さい楽園の箱庭にも見えるんじゃないでしょうか。
まあただこの作品世界の隅々までがクィアを肯定しているのかというと少し疑問で、アイケンフェルという魔法学院の中だけが特別に守られているのではないかという感じもあるんですよね。ぺルティシアの家庭描写の雰囲気とか、終盤のアイヴァンとバックスの会話とか、魔法学院の外に広がる世界(社会)は彼らを傷つけ続けてきたのかもしれない、という可能性が見え隠れします。だからもしかしたら、この魔法学院は院長エルドラ(彼女も女性の恋人がいるレズビアン)の強い意志が作ったクィアの優しい楽園なのかな、という。

魔法学校ものといえばハリー・ポッターシリーズですが、作者のJKRがトランス差別を皮切りに近年明確にLGBTQIA+差別に肩入れし始めてしまった現状を思うと、ジャンル自体をクィア性で上書きする作品はなんぼあっても良い! と思います。

ストーリー中もトラウマ喚起がありそうなシーンには警告があり、とても丁寧な作り。これが「親切」の最先端だというプレイを体験したいのであれば是非。

ただ戦闘の目押しシステムは切っておいた方が楽です。攻撃はともかく、後半防御が追い付かなくてかなりつらいので……。

三木那由他さんの書かれたレビューも併せてお読みください。

jp.ign.com

 

GRIS

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ジャンル:アクション/パズル
価格:1780
お勧め度:★★★★

とにかくめちゃくちゃに美しい2Dアクション/一部パズル。
難易度は低めで、美しい世界の中を動き回る楽しさを存分に味わえる。
キレイなアート表現に触れたいな~という時に大変オススメ。
女の子が自身の内面を旅していく、というストーリー、よく考えたら「Sayonara Wild Hearts」と一緒っちゃ一緒ですね。

 

Townscaper

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ジャンル:家を建てる
価格:620
お勧め度:★★★

家をポコポコと建てられるゲーム。それ以上でもそれ以下でもなく、アンロック要素とかもなく、最初からいろんな色の家を好きな高さで好きなだけポコポコと建て、つなげて巨大な水上都市を作ったりもできる。
本当にただただそれだけなんだけど、ポコポコ音がめちゃくちゃ気持ちいいのでいつでもやれる。Switchの中に入れておくと嬉しいゲーム。

 

Unravel Two

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ジャンル:アクション/パズル
価格:3024
お勧め度:★★★

糸でできたお人形「ヤーニー」を操作して旅をするシリーズの2作目。
きれいで可愛いグラフィック、適度な難易度のパズル、ちょっと難しいアクション……2体のキャラクターを操るシステム……あっこれ2人でプレイするのが最適なやつだな⁉ と買ってから気付きました。
1人でやってるとヤーニーの切り替えがもたもたしてしまって面倒な気持ちが勝ってしまうかもしれません。私はそれで途中で積んでおります……。

 

Unpacking

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ジャンル:パズル
価格:2090
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

引っ越しの荷物を開封し、部屋の適切な場所に配置していくパズルゲーム。これはオススメです。子供部屋から始まり、学生独り暮らし、ルームシェア、社会人独り暮らし、同棲…と一人の主人公の人生をなぞる形で各面があり、移り変わる所持品や荷物の中で、主人公が何を愛し、何を選んできたのか、今人生のどういう局面なのかがひとつひとつの荷物から俯瞰的見えてくる。
主人公はゲームや漫画の好きな子で、学生時代は友達とコスプレなんかもしていた。長じてデザインの仕事を始め……という人生の中で、服や靴がオシャレになったり、旅行に行った時のおみやげをずっと持ち歩いていたり、恋人ができたり、別れたりする。
クィア性◎がついていることから推測されるとは思いますが、この主人公はいわゆるヘテロセクシャルではありません。
ので、多少ネタバレになりますけど、「男性と思しき恋人と同棲する部屋」の面の嫌さ加減がすごかった。賞状をなんでそんなとこにしまわなきゃいけないんだ……!
その辺の流れも良いのだけど、とにかくひとつひとつドット絵で丁寧に描かれた荷物たちが本当に可愛くて、次に何が出てくるのかと荷ほどきするだけでも楽しいゲームです。

 

Subnautica サブノーティカ

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ジャンル:アクションアドベンチャー
価格:3520
お勧め度:評定不能

もういちいち書かなくていい気がしますが、頑張ったけど3D酔いで吐きました……。

 

SINKING CITY

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ジャンル:アクションアドベンチャー
価格:4980
お勧め度:評定不能

ウクライナの制作会社の作品で、戦争開始時期にちょうどセールになっていたんですよね。応援のために購入したのですが、3Dのカメラワークで頭痛くなって冒頭くらいしかまともにできませんでした……。クトゥルフものですが、雰囲気はほんと良かったです。

 

メトロイド ドレッド 体験版

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ジャンル:2Dアクション
価格:7600
お勧め度:評定不能

あ、これは体験版だけやってみたやつです。動きとかめちゃくちゃ面白い~と思ったけどなんかこの時精神的に「何かに追われる」というシチュエーションをやりたくなかったので結局本編を購入しなかったんだよね。
メトロイドヴァニア(探索することで次第に能力が成長し、行けなかったところに行けるようになったりする2Dアクション)というジャンルにはかなり親しんでいるものの、肝心のメトロイドキャッスルヴァニア(悪魔城)にはちゃんと触ってないな~という後ろめたさが多少あります。悪魔城は一応ゲームボーイでちょっとやったかな…なんかレッドアリーマーと二択で悩んで悪魔城を買った記憶がぼんやりある(どういう二択だったんだろう…)。

 

Yooka-Laylee(ユーカレイリー)

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ジャンル:3Dアクション
価格:4250
お勧め度:評定不能

3D酔い克服のためにはこういうポップなやつから入ればいいのでは…? と悩んで購入したタイトル。「バンジョーとカズーイ」のスタッフが作った精神的後継作みたいな感じなのかな。動きはだいぶ慣れたんですけど、3D慣れという作業自体が苦行すぎて続けられなかった。申し訳ございません。(私にとっての)苦行をやるには世界観やキャラクターにのめりこめないとダメだなと思った一作。

 

コーヒートーク

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ジャンル:喫茶店アドベンチャー
価格:1600
お勧め度:★★★★
クィア性:◎

カフェのバリスタとなってお客さんの注文に応えることでストーリーが分岐進行する、バリスタ+テキストアドベンチャー
上の公式説明に「このゲームでは、人種的ステレオタイプや偏見など、文化の多様性を描く際に直面せざるをえない問題を「ファンタジー」という設定で表現しています」とあるのですが、これは本当にその通りという感じです。
その多様性を見つめる視線が優しくて、このホッとするカフェに行きたくなってきます。
コーヒーに生姜を入れたりするアレンジも試してみたくなります。オススメ。

 

VA-11 Hall-A ヴァルハラ

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ジャンル:バーアドベンチャー
価格:2160
お勧め度:★★★
クィア性:〇

近未来のあまり治安のよろしくない都市・グリッチシティのバー"VA-11 Hall-A"のバーテンダーとなって、様々な個性を持つお客さんたちにカクテルを出すことで物語が分岐進行するバーテンダー+テキストアドベンチャー
そうですね、「コーヒートーク」の元ネタというか、こういうジャンルの最大ヒット作です。キャラクター造形は日本のアニメ文化の文脈にいる感じです。なので癇に障る人は障るかな~。私は日本のオタク系文物に居る「胸の大きさの話をぺちゃくちゃする女」が大嫌いなので、その辺はかなりイライラしました。でもまあその辺を踏まえても、オススメできる作品とは言えます。音楽がすごく良いんですよね。ジュークボックスを自分で設定できるので、お気に入りの曲を設定していつもそれをかけていました。
制作会社のあるベネズエラの政情を反映したかのようなハードな環境に生きる一市民のお話なので、何か上の方で起きていることに関わっているっぽいお客さんが来ても、その大きい話には直接関われない距離感とか、あくまで生活ベースの中で進行する感じが物語の雰囲気としては良かったです。色々知ることはできるけど、関われないという……。まあ関わって欲しいですけどね。というかもうこの先「政治には関われないんで…」とか言ってたら死あるのみなんだよな(現実の世界の話)。
女性同士のカップルっぽいキャラが居たり、主人公(女性)も女性の店長に片思いしていたりするのでクィア性にをつけてはいるんですけど、日本アニメの文脈を背負っていることを考えると、あんまりここを推すことは難しいかなあ。日本アニメの文脈を背負うと、クィアじゃなくてただのシス男性による百合消費なっちゃうんだよな。私はもう現代ではこの二つを混同させない方がいいと思っているタイプです。ドラマ『ピースメイカー』でピースメイカーが、同僚のレズビアン女性に「オレのPCのエロフォルダ、レズものばっかだぜ! お前達を応援してるよ!」って言って呆れられていたけど、ほんとそういうことなんだよな(日本のオタクはピースメイカーと違って現実のLGBTOIA+を差別したりするのでピースメイカーの方がまだマシまであるが……)。

 

TOEM

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ジャンル:パズル/アドベンチャー
価格:2180
お勧め度:★★★★★

とにかくすべてが可愛かったですね……。
おばあちゃんからもらったカメラで写真を撮る旅に出かけた主人公が、行く先々で写真を活用してパズル的に問題を解決したり、謎を解いたりするゲームです。世界観と音楽が大変に可愛く、なんかモフい犬とか猫とかのゆるいデフォルメもほんと良くて猫の写真を無意味にたくさん撮ってしまいました。冬場に遊びたい雰囲気。
パズルとしての難度は簡単なものから少し考えるものまで色々で、でも全部解かなくても次に進めるようにはなっています。

 

Hotline Miami Collection

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ジャンル:アクション
価格:2570
お勧め度:★★★

音楽がめちゃくちゃ良いバイオレンスアクション…! システム関連の話は「Katana ZERO」のところで書きましたけど、ほんと面白いです。面白いんだけど、私が特にメンタル的に残酷表現NOの時に買ってしまったせいで、あまり進められずに止まっております……(そういう時がある)。めちゃくちゃ「ブラスフェマス」やってる今ならできるのかな。全体的にちょっと不潔そうな世界観でのバイオレンスなので……まあ近年のゲーマー的には見慣れた世界観なのかもしれないけど、そうでない人(自分とか)には飲み込むのに少し時間がかかるような気がする。他の積んじゃったゲーはあまり再開意欲が無いのですが、これは時間を見つけてどこかで再挑戦しようとは思っております。

 

モスメン 1966

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ジャンル:インタラクティブアドベンチャー
価格:1210
お勧め度:★★

モスマンが出てくるテキスト主体ホラーアドベンチャー……とかそういうことより、作中でできる特殊ルール地獄ソリティアが面白くて延々やってた(クリアするとメニュー画面からもプレイ可能)。最高で残4枚までしか行けなかったんですけど……。
内容もまあまあ面白かった気がするけど、ソリティアの記憶で塗りつぶされてしまったのでソリティアのことしか書けません。ソリティアのオタクにオススメ。

 

Pikuniku(ピクニック)

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ジャンル:アクションアドベンチャー
価格:1380
お勧め度:★★★★

長丸に足の生えた「ピク」の挙動がとにかく面白い。
この足のうにゃうにゃ動く挙動のプログラムが先にできて、そこから肉付けしてゲームを作ったというインタビューを読んだ記憶があるけど、それもわかるような独特さです。
ほんわかした世界をウロウロしているだけでも楽しいんだけど、どうもこの世界を経済面から牛耳り、ほんわかしない世界に変えようとする悪の社長がいることがわかり……というストーリー運びもなんか独特でよいです。たまに出るパロディネタのこの世界観とマッチしていなさ加減がすごくてむしろ笑ってしまう(ミミズくんの『シャーロック』ネタとか)。
あと音楽もいい! 手放しで楽しい一作です。

 

ムラカ(Mulaka)

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ジャンル:3Dアクション
価格:2050
お勧め度:評定不能

メキシコ神話を丁寧になぞって作った3Dアクションゲー。メキシコ政府から援助が出ているらしいです。「ラジィ」とかもそうでしたが、自国文化の継承と宣伝のために公的なところがゲーム化を推奨するというのは、近年の流れとしてあるのかなという感じ。
雰囲気はかなり良いのですが、これも進行不能(ここに絶対アイテムがあるはずなのに無い的なやつ)になってしまって止まったので評定不能です……。
3Dだけどあんまり酔わなかったのはローポリっぽくてカメラもあんまり動かさなくていいプレイ感だったからかな。回復アイテム使うと一定時間踊るの可愛かった。
翻訳はかなり厳しく、マジで何が何の用語なのかわからなさすぎるのと、あとねーこれ中文フォントになってるせいなんだけど、句読点が真ん中に来ちゃっているんですよ。たまにあるけど、見るとほんと勘弁してくれって思いますね。
ローカライズの観点では結構厳しい作品です。

 

テラリア

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ジャンル:アクション
価格:4180
お勧め度:評定不能

名作に評定不能を付けるのってかなり申し訳ないのですが、Switchの操作と相性が悪すぎて厳しかったです……。絶対これSteamでマウスでやるべきだった……!

Celeste

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ジャンル:アクション
価格:2160
お勧め度:★★★★
クィア性:◎

すみません、4面で止まっています。難しいよ~!
2Dアクションのアスレチック的な要素(タイミング良くジャンプしないと死ぬ、とか)だけを煮詰めに煮詰めたゲーム。お話としては、主人公マデリンは自己受容の旅としてセレステ山を登る中で、もうひとりの自分と出会い……という感じなんですが、周辺情報から察せられるに、マデリンは多分トランス女性なんですよね。アスレチックアクション苦手民の率直な感想としては、トランスジェンダーの自己受容がこんなに…こんなに…こんなに…こんなに…こんなに! 困難でなくて良い世界になりますように……頼む……という感じです。実際これくらい大変なのはわかるんですけど……。世の中が良くなればセレステ登山も楽になるんじゃないかなあ。

 

Hollow Knight (ホロウナイト)

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ジャンル:アクション
価格:1480
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

これは絶対的にオススメです(虫がディフォルメされていようがなんだろうがどうしても無理という人以外には)。
そもそも妹がSwitchをくれた時にオススメしてくれたのがこの「Hollow Knight」と「Katana ZERO」でした。おかげでもともと2Dでもアクションは苦手だった私もだいぶマシに戦えるようになりました。終盤近くはほんとキツいですけど、とにかく一度触ってみて欲しいタイトルです。ディフォルメ虫たちみんなカワイイよ。
いわゆるメトロイドヴァニア型2Dアクションなのですが、なんというか、インディゲームにあまり触れてこなかった人には、今のインディってこんな安い値段でこの高クオリティ大ボリュームなの……⁉ という衝撃があるはず。アクションとしての操作性も最高です。動かして背景の草をザクザク斬ってるだけで気持ち良くなるので、いつまででもこの世界をウロウロしていられる。

舞台は虫たちの滅んだ王国。主人公は言葉を話さず、また自分が何者なのかもよくわからない状態から始まります。探索によって次第に謎が明かされ、世界が見えてくるのも面白いですし、アクション難易度設定が絶妙で、だんだんプレイヤーの腕前も上がって難しいアスレチックにも対応できるようになっていくのが楽しい……楽しいんですが、まあ私は「白い宮殿」(真ENDのためには行かなくていけない最終盤激むずダンジョン)の途中で動けなくなって2年経ってるけどね!
動けなくなっているプレイヤーが言うのもなんですが、ほんと面白いです。ボス戦より探索が楽しいかな。ムカデがいっぱいいるとこ以外……(個人的に足が多い節足動物はちょっと苦手なので……)。
ノーダメージでマップの端から端まで行く、お花お届けイベント(これは普通にクリアしたよ)の恋人たちが女性同士だったり、クィア性も◎。
続編として予定されている「シルクソング」も待ってるよ~。

 

The Artful Escape

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ジャンル:アドベンチャー
価格:2200
お勧め度:★★

多少ゲームっぽさがあるオシャレ系インタラクティブムービーみたいなゲームですね。
音楽は良いし、偉大なカントリー歌手である叔父の跡を継がされそうになっている青年が宇宙を旅して自らのスタイルを見い出す…というお話も好きなんですけど、ゲームとして面白いかと言われると別に……という感じ。
というかオリジナル衣装を着るところが面白いので、アレをもう少し手前でやらせて欲しかった。できればステージクリアで衣装がアンロックされる方式が良かったかな……と色々ゲーム的には微妙なんですが、気持ちいい音楽に合わせて飛び跳ねたりしたいならオススメです。
あとこれね、翻訳が悪いです!
どこの会社なのかメモらなかったけど、この後紹介するMutazioneと同じタイプのミスをしているんだよなあ(直前に喋っていたキャラの口調が続いてしまったりするあたり)。訳漏れもいっぱいあるし、意味がギリわかるくらいのクオリティです。ゲームローカライズ業界って納品された翻訳文をチェックしたりしないのかなあ。まあ最近は出版業界大手でもプルーフリーディングをやらないところが増えているので、近年の人件費節約で真っ先に切られる仕事なんだよなあ……という感じですが、言葉をおろそかにすると、文化の将来を考えた時にマジで良くないですよ。

 

Valfaris (ヴァルファリス)

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ジャンル:アクション
価格:2500
お勧め度:★★★

途中までで積んでて申し訳ないんだけど、割と雰囲気の良い(?)2Dアクションです。
雰囲気が良いっていうか、ヘヴィメタル! クソデカ武器! 血みどろ内臓まみれ! グロめSFチック世界観! 男らしすぎてアホみたいな台詞を真っ直ぐに喋り続ける主人公! という一本芯の通った作品というべきですかね。とにかくすべてがバカバカしすぎて、遊びに来た妹と交代でプレイしてゲラゲラ笑いました。難易度はそこそこです。
クソデカ剣(ソード)を手に入れるとヘッドバンギングしながらギュインギュイーン! みたいな効果音と一緒に踊ったりするので、「Narita Boy」の親戚かもしれない。

 

ディスコ エリジウム ザ ファイナル カット

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ジャンル:ロールプレイング
価格:4939
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

これに関しては別途長文の感想を書いているので、書き終わり次第ここにリンクをつけます。
とにかく大傑作なので、文字を大量に読むことに抵抗が無い人には強くオススメしたい。このゲームのジャンル「ロールプレイング」というのは文字通りの意味で、「戦闘がないRPG」という解釈は間違っている。
プレイヤーは主人公の性格や行動様式について、どのような「ロール」をするか方針を決め、数多の選択肢の中からそのロールに沿って選び取っていく……という意味の「ロールプレイング」だ。多分ほとんどの人は1周目、相棒のキム・キツラギ警部補に嫌われるのを恐れて「良さそうな選択肢」を選び、「面目ない刑事」の称号をアンロックするだろう。でもあなたはこの主人公を絶えず飲酒喫煙薬物摂取をし続ける自堕落で救いのない妄想症の男としてもロールできるし、相棒が被差別側にいるにも関わらず最低最悪なレイシストとなることもできる。ロールプレイによってアンロックされ分岐発生する「政治思想」は大まかに4つあり、1周につき1つの固有イベントをプレイすることができる(やり方によってはセーブで同じデータを使うことも可能っちゃ可能)。ゲーム冒頭、主人公は記憶を失いまっさらな状態となっている。周囲の人間達に聞き込みを続けるにつれて、浮かび上がってくる人間像は哀れでみじめだ。しかしあなたは彼がこの後どんな人間になるか決めることができる。そういう意味での「ロールプレイング」だ。なので、一旦「そういうヤツ」と決めたら貫くプレイをしてみて欲しい。

 

HADES

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ジャンル:アクション
価格:2800円(DL版)
お勧め度:★★★★★
クィア性:◎

とにかくめちゃくちゃ面白いので絶対やった方がいいよ! という雑な一文で終わらせたいくらい、そうとしか言えない傑作です。10万ワードとかなんかものすごい量の台詞バリエーションがあってしかも全部アテレコされているのですが、これインディーゲームなんですよ。
まずアクションとして、ものすごく操作性もゲーム性も楽しくて面白いです。武器は剣、槍、盾、弓、双拳、銃の6種。そこに神々の「功徳」で特殊能力を乗せて戦うのですが、バリエーションが恐ろしく多いので飽きません。私は双拳にゼウスの功徳つけて突っ走るのが楽しかったなー。槍とか盾ならアレスの出血、弓ならアフロディーテという感じでお気に入りのシナジーがそれぞれ生まれると思います。ダンジョンも自動生成。一定条件をクリアすれば、自ら「縛りプレイ」の設定もできるようになるので、なんかもう無限に遊べるよね。画面やアートもめちゃくちゃ良い。
お話はギリシア神話をベースに、冥王ハデスの息子ザグレウスが行方不明の母ペルセポネを探して地上に出るため、地獄の4層を登っていくというもの。なぜかそのことを知ったオリンポスの神々がザグレウスに加護を与えてくれるものの、神々も一筋縄では行かず……という物語も本当に面白いです。
親友タナトスや幼馴染メガイラとの恋愛(3人で付き合うこともできる…!)のクィア性の高さもさることながら、白人として描かれがちなギリシア神話の神々をきちんと当時のギリシアの状況を踏まえた多人種的なデザインにしているのも特筆すべきところと思います(『青銅のアテナ』の解釈…!)。キャラ的には愛すべき酔っ払いのディオニソスが可愛かったな……。ディオニソスは若い神だからか、少しザグレウスに目線が近いんですよね。
個人的にザグレウスの師匠アキレウスとその親友パトロクロスをきちんと恋人同士として描いていて、かつ自分が二人をもう一度結びつけるよう働きかけられるのもほんとに良かったですね……。パトアキ小説のバイブル、マデリン・ミラー『アキレウスの歌』Kindleで読めるので是非HADESと並行してお読みください。

HADESⅡの制作も発表されたので、楽しみに待っております!

 

 

Slay the Spire

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ジャンル:ローグライクカードゲーム
価格:2570
お勧め度:★★★★

これ本当は5つ星にして良いのですが、無限に時間を吸い取ってくる恐ろしいゲームとして現在封印中(データ削除)しているので、胸を張ってオススメできません。Civと同じタイプ。
それぞれ特性を持つ3人のキャラクター(誰かで最後まで行くともう1人増えます)を選んで、道中でデッキ構築をしながら敵と戦ったりしながらマップを進めて行くのですが、とにかくデッキ構築が上手く嵌った時の気持ち良さがスゴイ! 個人的にはサイレントの毒デッキが作ってて楽しいですね。
でもとにかく時間を無限に……無限に吸い取ってくるので怖くて封印を解けません。時間を無限に吸い取られてもいい人(どういう人?)にはオススメ!

In Other Waters

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ジャンル:アドベンチャー
価格:1520
お勧め度:評定不能

サブノーティカのテキスト主体版というか、マップと記号で表された異星の深海を探索するゲーム。主人公である海洋学者の女性がこの星で行方不明となった親友(パートナーかも)が遺した手がかりを追い、惑星の謎を迫る物語なのですが、プレイヤー視点はその海洋学者の女性ではなく、彼女のガイドAIみたいな存在。なので画面がデジタルデータでしか無いんですね。
すみません、これも途中でプレイが止まって積んでいる状態なのですが(Switch版は本当に字が小さくて……)、大変雰囲気が良いです。いずれプレイ再開したらちゃんと評価しようと思います。

 

Fit Boxing(フィットボクシング)

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ジャンル:トレーニン
価格:6380
お勧め度:★★★

コントローラーを握ってボクシングをするやつ……ですね。
あすけんに項目があるし、カロリー消費エクササイズとしては良いと思うのですが、足をあんまり使わないのはネック。10分で汗だくになるので、着替えをきちんと用意してのプレイ推奨です。
もしかしたら2では改善されているのかもしれないけど、あんまり音楽とテンポが合ってなくて、音楽の意味が無いんですよ。なのでプレイ中ずっと無駄に色んなことを考えてしまうので、私はなんか……やると憂鬱になるというか……あんまり相性は良くなかったです……。あと敬語を使ってくれるトレーナーさんが1人しかいなくて、ため口聞かれるとイライラするタイプな私としては彼女以外のトレーナーを選べないのもなんか…敬語の男性トレーナーがいないのはなんなんだろうか。2ではいるんかな?

 

メタルブラック

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ジャンル:シューティング
価格:838
お勧め度:★★

91年にタイトーが発売した名作シューティング。いやー9回死んだだけで元が取れてしまうな!(ゲーセン世代)
今やっても面白かったです。なんかバランスがいいんですよね。

 

リングフィット アドベンチャー

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ジャンル:トレーニン
価格:8778
お勧め度:★★★★

これ、丸いリング型コントーラー考えた人すごいな~。
足と腹筋メインでセットを組んでクリアしました。運動するために場所作ったり着替えたりするので手軽に…というほどではないけど、まあ外に出かけるよりは手軽に運動ができます。
ストーリーも割と面白い……のか? なんか上半身が異様にムキムキなドラゴンとリングの精霊……? の痴話げんか? に巻き込まれてひたすら運動するみたいな話ですね。でも1周クリアしてお話が無くなったらあんまりやる気が無くなったので、トンチキな話とはいえ物語がゲーム推進の力になっていたのは確か……多分。
あとまあ健康と若さバンザイな世界なのでしょうがないのかもしれないけど、エイブリズムとかエイジズム的な台詞がちょいちょい出てきて……いやしょうがなくないわ……任天堂大概にせえよ……という気持ちになります。

 

Mutazione

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ジャンル:アドベンチャー
価格:2050
お勧め度:★★★
クィア性:◎

舞台は隕石の墜落によってミュータント化した島民たちが暮らす島。そこに住む祖父(つまり祖父はミュータント化している)に呼び出された人間の少女カイとなって、島民たちの間にある秘密や島の謎などを探りつつ、祖父に託された使命である植物園の再生を計るアドベンチャー。植物園パートの、種を集めて植物を育てるところがすごく良い雰囲気です。植物はそれぞれ固有の「音」を持っていて、植える組み合わせでアンサンブルが形成されるんですが、これがほんとに聴いてて気持ちが良い。ゲーム本編ではそこまでバリエーションを付けられないけど、ゲーム終了後に植物園モードが解放されるのでそこで色んな組み合わせを試してみよう。
お話は結構メロドラマだな…! って感じだけど面白いです。ただメロすぎたり、カイの反応が極端だったりして、感情移入はしづらいかも。カイはどうも学校に好きな女の子がいるレズビアンぽいのですが、さらっとその情報が出てくるだけで特に主題にはなりません。でもこうさらっと出てくるの、私は好きなんですよね。普通にその辺にいる性的マイノリティもまあ、こうさらっと何気にいるものなので……。
お話の展開で、私の好きな「3人で付き合う話」が出てくるので評価が高いです。なんだろうね。好きなんですよね。
本当に残念な点としては、これもあんまり翻訳が良くないです。
カイの反応がYESなのかNOなのかよくわからない選択肢が多いのは翻訳のせいもありそう。
「The Artful Escape」のとこでも書いたけど、前の人の口調が残ったまま違う人の台詞に移行しているの、どういう現象なんですかね。翻訳にあたってexcelで一括データもらってて、セルの区切りが元々変だった……とかなのかな?
あとこれもtheyを複数形に訳しちゃってますね。性別の無い菌類のキャラの台詞だからノンバイナリーのtheyだと思うよ……。
ローカライズはアクティブゲーミングメディアさん。結構ローカライズ品質に気を使ってます! みたいなことがHPに書いてあるのに、正直ちょっとこれは無いんじゃないですか……というレベルでポカが多いです。
インディゲームのローカライズプルーフリーディング入れるのは予算的に無理というのもわかるんですけど、ちょっとポカが目立ちすぎます。誤訳はともかく、誤字脱字はせめて訳した人自身が1回見直そうよ? ローカライズのポカがゲーム体験の妨げになるのはやっぱ良くないですよ。
日本翻訳大賞にも推薦された「ディスコエリジウム」は膨大なテキスト量のテイストが統一されていて大変すばらしかったですけど、それでも名称統一が若干されていなかったり、変な訳文も皆無という訳ではなかったので……。あの文字量だと抜けも出てしまうとは思うんですけど、ただでもあんなに時間と熱量を割いてローカライズしているのだから、もう1回くらい見直してくれれば……という気持ちは無くもないです。
HADESは結構意訳になってるところもあったけど、意味が通らないとか完全に違う意味になっている台詞はパッと思い当たらなかったのはすごいですね。

 

Dead Cells

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ジャンル:アクション
価格:2480
お勧め度:★★★★

私はこれでパリィができるようになりました!
買った後ちょっとやって寝かせていたのですが、去年他の有名インディゲームとのコラボDLCが出るというのを見てプレイ再開したら、システムとかも色々やりやすくなっていて、なんか楽しかったのでクリアまで頑張れました。とはいえ1周クリアしただけなので、まだまだ全然未踏破のステージも残っているのですが……。とりあえず今年出る悪魔城コラボDLCを待ってまたプレイ再開したいです。
ジャンルはローグライクメトロイドヴァニア型2Dアクションですが、とにかく武器の種類が豊富。ある程度固定もできるのですが、ランダムに出てくる武器を使って1回限りのシナジーを試すのが本当に楽しいです。
「ブラスフェマス」の悔悟者くん(主人公)がなんか仲間みたいな顔して他ゲーのみんなと並んでるコラボDLCのイメージ絵面白すぎなんだよな。そんな感情あるんだ……っていう。

 

A Short Hike

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ジャンル:アドベンチャー
価格:850
お勧め度:★★★★★

心がささくれた時、癒しを求めて開いてしまうタイトル。そういう時はとりあえずオーロラの見える山頂から滑空して魚を釣ります。
主人公は鳥の女の子。親戚のおばさんに自然に囲まれた島へと連れてこられたものの、お母さんに電話がしたいのにこの島は電波が入らない。山頂なら電波が入るかも? ということであちこちにある「羽」を集めて高く飛べる能力を育て、登頂するというのが一応の目的としてあります。
でもこの島をうろうろして、島民たちと遊んで、釣りをしたり、追いかけっこをしたりするのが楽しいんですよね。空を飛ぶ時の、滑空の挙動が本当に気持ち良いです。登頂した後も別に「クリア」という概念は無いので、一番高く飛べるステータスのまま島で遊んでいられるのも最高。

 

Blasphemous(ブラスフェマス)

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ジャンル:アクション
価格:2750
お勧め度:★★★★★(グロOKなら)

これも買った後ちょっとやってしばらく寝かせていたのですが、Dead Cells再プレイの後、今ならできるかも……と思ってやったらパリィができるようになっていたのでプレイ再開。なんかどっぷりハマってしまい、今2周目で真ENDを目指しています。
メトロイドヴァニア型探索アクションで、死ぬと制約がつくダークソウルライクでもあります。陰惨な世界観も相まって、2D版ダクソとか言われているのを見かける。
制作はスペインの会社で、なんというかゲームでは割とふんわりとしがちな宗教要素がガチの元ネタ付きで、地に足がついているんですよね。さすがキリスト教異端信仰の本場……って言ったら失礼なのかもしれないけど、カトリック信仰の読み替えや信仰の本質を問うような物語部分が本当に素晴らしいです。

国中に歪んだ「奇蹟」が降り注ぎ、人間の持つ罪業が自身を飲み込み、怪物と化した者たちが跋扈するようになった世界クヴストディア。主人公「悔悟者」は、罪業を悔悟した存在として、この「奇蹟」を止めるため神に試される……という感じなのかなぁ⁉ 正直わかるようなわからないようなストーリーなのですが、多分悔悟者くんはこの世界を支配する「教会」の神の異端信仰者なんじゃないですかね……と思ってやっています。多分プレイヤーそれぞれに独自解釈を持ってそう。アイテムなどに付随するテキストがいちいち良いです。
検索すると巨大赤ちゃんに悔悟者くんが引きちぎられる動画とか出てきてグロさに引くかもしれませんが、別にそこは主題ではないと思う……いや悔悟者くんのフェイタリティ処刑ムーブ(雑魚敵を倒すとランダム発動する)とかもすごいグロだからまあ主題なのか……?
アクション難易度としてはパリィゲーなのでパリィを覚えるとサクサク行けると思います。ボス戦が割とロジカルで、覚えて倒すのが作業になりすぎなくて楽しいんですよね。
これも今年2が出るとのことなので、楽しみに待っています。その前に真ENDに到達してクリサンタ(色々事情のある中ボス)を助けなくては。クリサンタは久しぶりにゲームのキャラで「好きなキャラ」になりました。

 

Inscryption

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ジャンル:カードゲーム/ホラーアドベンチャー
価格:2310
お勧め度:★★★★

何を書いてもネタバレになってしまう気もするし、ネタバレを見てからプレイするとあんまり面白くない気もするので何を書いたらいいのか悩みますね。
まあなんというか、主題はホラーアドベンチャーで、クリア後はさらにもっと違うジャンルでもあったことがわかります。カードゲームだと思って買わないこと! それだけは言っておきます。
面白いんだけど、個人的感想としては制作者の目線がちょっと壮大すぎて、そこまでプレイヤーを信頼するのか…! という感じで若干引いてしまいました。アーティスト肌の人なんだなあ。

 

まとめ

それぞれ価格も書いたのですが、ほぼほぼなんらかのセールの時に購入しているので、そのままの値段で買ったゲームは結構少ないです。HADESとディスコエリジウムは気に入りすぎてパッケージ版とDL版両方買ったりしてますが……。
インディゲームはセール対象になりやすいので、気になったやつをリストに入れておき、定期的にセールになっているか見る、みたいなウォッチ購入がお勧めです。
セールで購入すると途中で積んだり、プレイ不能になってたりしても、そこまで悔しい気持ちにならないというのは、ゲームを楽しむのにあたって個人的にかなり大きい要素です。フルプライスだとよっぽど合わない限り投げだせないじゃないですか。

世界に娯楽は色々ありますが、世相や新しい感性の反映速度が一番早いのはコミックと小説(特にヤングアダルト系ノベル)、その次がインディゲームなんじゃないかと思います。その後ようやくAAAタイトルのゲーム、ドラマや映画などの映像作品……という風に波及していくイメージですね。ビッグバジェットほど遅いのは仕方ないと思いますが。
インディゲームは今や作品数が膨大で、一発当てるにはレッドオーシャン化しているとも言われ始めていますが、とはいえまだまだ挑戦者が現れる、表現の先端ジャンルのひとつだと思います。
新しい感性に触れたいと思ったら、ちょっとこの海に入ってみてください。