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『巨星を継ぐもの』刊行記念トークライブ第2部メモ

半年以上前になりますが、2018年7月3日、渋谷LOFT9で秋山準『巨星を継ぐもの』刊行記念トークライブ「俺たちの全日本プロレスを語ろう。」というイベントがありました。

第1部は秋山、和田京平、木原リングアナの三人、第2部は最初は秋山の付き人である青柳優馬岡田佑介、木原リングアナの三人、途中から秋山も戻ってきての四人で色々思いを語る形式でした。

もう記憶がさだかでないので、残していたメモを少しだけ整形したものになりますが、記録として以下にあげておきます。

短くまとめると、この日は青柳優馬による秋山イズム継承宣言があったのです。

 

 

柳家の父親とウルティモドラゴンは同い年。会場でウルティモさんが話しかけるなどということもあった。
亮生は元々KENSOさんのファン。KENSOさんが全日本に出場していた時、コスプレして一緒に入場してきたことがある。お姉さんから優馬宛にその写真が送られてきて、優馬はびっくりして呆れた。

青柳優馬は18歳で高校卒業してすぐ入門したので、社会経験もなく子供のままだったと自分を振り返った。
テーブルマナーなどを含め、社会人として大切な事を付き人としてついた秋山準から直々に、ひとつひとつ教わった。
優馬は高校在学中に入門試験を受けて一度落ち、二度目で受かっている。
一回目は試験監督も面接官も諏訪魔で、その時はもう一回体力つけて出直してこいと言われた。
「野村さんは半年早く入門しています」
野村が入門テストを受けた日とは別の日に、一度目の入門テストを受けた(時期は一緒だったようなニュアンス。野村の試験を見たのは誰だったのだろうか)。
そして野村が正式にデビューの次の日に入門した。
二回目で合格しての入門時、同い年の人も入ったが、その人は2ヶ月くらいで辞めてしまった。
「秋山さんに付き人としてついて、きつかったことは…ありません」

岡田佑介は警察官に一度なったが「おまわりさんは理想と現実が違う」ことを知り、元々なりたかったプロレスラーを目指そうと考え入門した。
大阪のファン感の時に入門テストを受けた。試験監督は青木。
テストを受けたのは彼一人だけだったため、野村青柳ジェイクの三人が呼ばれ、一緒にメニューをやるやつを選べといわれたが、結局野村が立候補した。
その時のプッシュアップでは、野村が先に潰れてしまった(自慢気)。
だがその後もスクワットもガンガンした後にその日のメインに出た野村のことをすごいなと思った。
(暗にメインイベンターより基礎ができてると言ってるのかと木原さんに突っ込まれる岡田)
優馬から引き継いで秋山の付き人となることになったので、仕事は優馬から教わった。
ゼウス、秋山、青柳と食事に行き、その帰りから切り替わった。
木原アナに「秋山さんの車で寝ていた」という話を出されるが、寝てないと主張する岡田。
付き人は「本当に楽しかった」

~~ここで秋山登場~~
秋山「(岡田は)DDT埼玉スーパーアリーナとのダブルヘッダーの時がっちり寝てました」
寝るわ荷物を持たないわ、と責められる岡田。
岡田もついに寝ていたことを認めるが、荷物を持たなかったのは誘導をしろと言われてテンパっただけと言い訳する。
優馬はそんな岡田の様子について、秋山の奥さんから逐一メールで報告されていた。


のむやぎの二人が亮生の入門試験を見た。
優馬は弟がちょっとでもダメだったら独断で絶対に落とそうと決めていたが、できたので残した。
今いる練習生は、
・青柳弟(亮生)
・高卒、アマレス出身のでかいやつ(田村男児
・新しい大森さんこと北海道のジェイクが行ってた総合のジムの子(大森北斗)
木原アナが見るに、3人とも残りそう(事実残ってデビューした)。
亮生の受け身は筋が良いと語る秋山。
みんな一長一短だが、受け身は亮生が一歩抜きん出ている。

今までの秋山の付き人は、橋、青木、優馬、岡田で、はずれ、あたり、あたり、はずれという感じ。
橋は川田にぶん殴られて頭から出血してた(4針縫った)。
優馬は青木タイプ、岡田くんは橋さんタイプ。
橋タイプはスシタイプということですか、とまぜっかえす木原アナ。

優馬の付き人が始まったのは北海道巡業から。
秋山と食事を共にすることになった時、優馬は甘いものが好きなのでメニューのデザートのところをチラ見していた。
でも付き人がそんなデザートとか…と思っていたら、秋山が「デザートとか食べないの」と薦めてくれた。
その時は表向き「いいんですかありがとうございます(キリッ)」という感じだったけど、内心は「めちゃくちゃ嬉しくて「最高~~~~~~~~!!!!!!最高で~~~~~~~す!!!!」(微妙に宮原風に発音)という感じだったと熱弁する優馬
優馬はパフェが好き。チョコバナナパフェとかバニラアイスとかが特に好き。

秋山「そんなに(色々と面倒を見て)やってやったのに最近突っかかってきてるじゃん」
青柳「秋山さんの本にも書いてありましたけど、付き人をやっていた以上、遠慮しないとかそういう秋山さんの考え方を実践していきたい。ここは秋山全日本だから、僕が秋山イズムを体現したい。野村さんやジェイクもいるけど、付き人として色んな事を秋山さんに一番教わっているのは僕だという自負があるから」
秋山「それを言われると何も言えないな。(突っかかったり)やり返せない方がダメ。その方が俺は怒る」

岡田は腓骨が折れた。
プロレスラーは上下関係に厳しいのだろうと思っていたけど、一番下の人間にこんなに丁寧に教えてくれるものかということにびっくりした。
道場のリングで関節技ができないと見ると、秋山は自分の練習を止めてまで教えてに来てくれるという。
「青柳さんと話が被ってしまうが、付き人をやっている分、格別に目をかけてもらっている自覚はある」
ではなぜEvolutionに入ったのか?(「こいつ裏切り者ですよ」と茶化す秋山)
「いろんなことを経験したいと思ったから」
木原「マリノスの偉い人と諏訪魔さんが近いので、サッカーファンとして諏訪魔さんを利用しているんですよ」

秋山「もうちょっと僕が若かったらもっとガンガンやってやれたのに。今は青柳とアジア巡ってやれる機会が多いんで、リズムだけは教えたい。(自分が)川田さんから受け継いだリズムは一番すごい。それをだれか一人にでも託したい。今は青柳が目の前にいるので」

 

とにかく秋山の本を読んで決意を新たにしたらしい青柳の、同じ付き人のはずの岡田を圧倒する勢いでの秋山イズム継承宣言と、その勢いに押される秋山準という構図が今思い出してもエポックな出来事だった。
秋山イズムは「ニッチだから(競争相手が少なくて)ねらいやすいかと思って」などという軽口を挟む青柳の言いように、ツッコミつつもニコニコしてしまう秋山さんでした。